会社にはそれぞれ独自の福利厚生がありますが、最近では「出産・育児」に関する福利厚生を充実させる企業が増えてきました。
当社でも「子の看護休暇や育児目的休暇」を有給扱いにしたり、適用年齢を引き上げたりと、改善を重ねていますが、他社を調べていたところ、とんでもない会社がありました。
それはソフトバンク株式会社です。
私の大学時代の友人も務めているこちらの会社。
何が凄いかって?なんと勤続年数1年以上の従業員に対して「第1子5万円から第5子500万円」までの出産祝い金を支給しています。(2007年からの制度です)
その額最大500万円ですよ!
因みに詳細ですが↓
第1子…5万円
第2子…10万円
第3子…100万円
第4子…300万円
第5子…500万円
すごいですね。
第3子100万円なんてリアルで良いですね。
当社でも出産祝い金の福利厚生は作りましたが一律で2万円の祝い金です。
これが中小の悲しい現実です…(中小企業で500万円払ったら赤字の危機です!)
余談ですが厚生労働省の資料によると、2010年時点での夫婦の理想の子ども数は
・0人…2.7%
・1人…3.9%
・2人…49.9%
・3人…38.5%
・4人…4.2%
・5人以上…0.8%
となっています。
上記はあくまで理想です。
9年後…その理想のうち、7割は「理想か理想以上の子ども数」になったそうですが、「3割」は理想未満の子ども数になっているそうです(主な原因は経済や身体的理由です…)
つまり実際、5人以上の子どもを欲しがる夫婦は全体の0.8%ですが、そのうち3割は理想通りにならないため、約0.5%の夫婦のみが5人以上の子どもを授かっていることになります。
したがってソフトバンクの子育て社員のなかで200人に1人が500万円を受け取っていることになります。
さすがソフトバンク。
実際に500万円はこれまで数名にしか支給していないと思いますが「プロモーションとして、これだけ話題になっているので十分に元は取っています」
まさに従業員も会社もwinwinな制度ですね。
会社がここまで意思表示してくれると社員も安心して”仕事と育児を両立するモチベーション”が出てくるのではないでしょうか…


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